【日曜ブログ】(第77回)代償

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こんにちは。東京都台東区上野・浅草で開業している公認会計士・税理士事務所「アイケイ会計事務所」代表の六浦雅夫です。

 

自分は不良品だと思うことがあります。

 

先日、テレビ番組を見ていたら、ある病気について専門医の先生が、「ある部分が弱いのは、他の部分が優れていることの『代償』である。これまでの治療では、病気のある部分をなおすことに注目してきたが、これからは優れた部分にも目を向けるべきだ。」と言っていました。

 

私は、ある能力が欠落していると、それを補うために他の能力が発達することがあると考えたことはあっても、優れた能力が備わっていることの代償として、ある能力が不足していると考えたことはなかったので、その言葉に驚き、そして、救われたように感じました。

 

不完全でも、劣っていても、それを否定するのではなく、他に優れた才能を見つけて、それを伸ばせばいい、と肯定する気持ちになれたからでしょう。