テーマ:日曜ブログ
こんにちは。東京都台東区上野・浅草で開業しているNPO専門の公認会計士・税理士事務所「アイケイ会計事務所」 代表の六浦雅夫です。
私は、プライベートもだらしなくて、だめなやつです。
過ちを認める
私は、パーフェクトな人間ではないので、たくさん失敗をしてきました。
そのときどきで最善の選択をしてきましたが、未熟がゆえに失敗し、人に嫌われることもありました。
でも、過去を消したり、偽ったりして生きるのはそれこそみじめなので、自分の未熟さを受け入れ、過ちを認め、それも含めて、少なくとも自分だけは自分を見捨てないでいたいと思っています。
余裕のない社会
いまのような余裕のない社会では、失敗が許されない、パーフェクトが求められる空気があります。
例えば、就職や転職の求人情報を見ても、「そんなやついねーよ」ってぐらいのスキルが要求されたりして、「“できる”やつじゃなきゃ仕事もないのか」っていう錯覚に陥ったりします。
でも、“できる”人を演じ続けるのは疲れちゃいます。だから、そんな組織に入っても居心地が悪くて、きっと長続きしないでしょうね。
そんなに立派じゃないし…
また、SNSなどのインターネット上の空間も私たちの生活を息苦しくしています。
SNSは毎日が同窓会、と言われるように人に背伸びを強います。
でも、みんなそんなに立派じゃないし、弱い自分や傷ついた自分も誰かに認めてもらわないと苦しいです。
親しい友人や家族、せめて自分には、嘘をつかないで、カッコ悪いところをさらけ出しても大丈夫な“場所”があると気持ちが楽になります。
家族であったり、友だちのグループであったり、地域のコミュニティであったり、自分らしさを持ち寄って、ひとりひとりが主役になれる“居場所”が、誰にでもあるはずで、そんな安全な場所をひとつでもふたつでも持っていると、それが救いになりますね。