【日曜ブログ】(第30回)謙遜

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こんにちは。東京都台東区上野・浅草で開業しているNPO専門の公認会計士・税理士事務所「アイケイ会計事務所」 代表の六浦雅夫です。

 

先日、アイケイ会計事務所は1年目の創立記念日を迎えました。

 

新人

起業して1年が経ちました。新しい世界では、私も“新人”です。

11年前に監査法人に入社し、起業前に10年間の実務経験があったわけですから、プロとしての自負心が邪魔をして、「知っている」ことにとらわれることもあります。

でも、次のステップに進むためには、変なプライドは捨てて、「知らない」ことを学ぶことが大切だと感じています。

 

失敗から学ぶ

私たちは、年を重ね、社会的地位が上がるにつれて、だんだん「学ぶ・教育を受ける」ことが減って、立場上、「教える・教育する」ことが増えていきます。

そういう意味で、“失敗”は「学ぶ・教育を受ける」良い機会になりますが、社会的地位が高い人ほど、素直に非を認めることができず、言い訳をしたり、人のせいにしたりして、せっかくの機会を生かせないことにもなります。

 

謙遜

また、思いが強すぎると、“伝えたい”気持ちばかりが先走って、立場をわきまえない無礼な行動をとってしまうこともあります。

どんなに“正しい”ことでも、上から目線で「教え」られると、相手は押し付けがましく感じて、すんなりと受け取ることはできません。

相手に何かを伝えるときも、他の人に「教える」という偉そうな態度ではなく、話す・聞いてもらうことで自分も「学ぶ」という謙遜な姿勢が、思いを届けるためにも大事なのだと思います。