テーマ:日曜ブログ
こんにちは。東京都台東区上野・浅草で開業しているNPO専門の公認会計士・税理士事務所「アイケイ会計事務所」 代表の六浦雅夫です。
先日、ブログを読んでくださっている知人の方から相談を受けました。
身近な人が心の病気になっていて、そのことに心を痛め、また、どう接していいか分からないということでした。
無防備になる
人は「不安」があると、自分を守るために心を閉ざし、警戒しますが、「安心」していると、心を開いて自分をさらけ出し、無防備になることができます。
人と交わるときに無防備さは大切で、自分が無防備になることで、相手を「安心」させることもできます。
安心を重ねる
心を閉ざしている人は、家族や友人など信頼する人から裏切られるなど、他の人に言えないほどの辛い体験をしていることがあります。
そのような辛い体験をし、心に深い傷を負っているとき、その傷を癒やすのは簡単なことではありません。
丁寧に「安心」を重ねていくことが必要で、それには本人の努力とともに、周りの人の支えが大切です。
声の回復
心が弱っているとき、人は“声”を失い、言葉にできなくなっています。
このようなときは、“声”を取り戻して、自分の気持ちを言葉にして、ただ聞いてもらうという体験が大切です。
自信をなくして、心を閉ざすしかなくなっている相手に、周りの人はつい強い態度を取りやすくなりますが、“聞き手”は、「アドバイス」しようと気負わずに、肩の力をぬいて、意識的に自分の立場も弱くして、相手の人が話しやすくなるようにしてあげると、相手の人は、自分が本来持っている力(魅力)を発揮できるようになると思います。